2007年02月09日
入学決定
3週間のご無沙汰です。無事に息子の推薦入試も終わり、入学手続きを済ませました。息子は晴れ晴れとした顔で「受験で鈍った勘と体力を取り戻す・・・」とか言ってテニスの練習に励んでおります。3月にJOPの大会を復帰戦に・・・と考えている息子は、調整の意味で先週は草トーナメントに出場しました。相手は大学生~大人まで、4人一組でリーグ戦を戦って決勝トーナメント出場は各ブロックから2名ずつ、ルールは6ゲーム先取でノーアドバンテージです。初戦の相手は20代半ばの大男でした。息子も180cmと中学生とは思えない体格ですが、相手はそれより5cm以上大きかったです。その長身から繰り出すスピードサーブとミスの無いストロークに翻弄され、調子を取り戻す前に敗れました。2戦目は大学生風の若者で、サーブが早いのですがミスも多く、息子の楽勝でした。3戦目の相手も20代半ばでなかなかのビッグサーバーです。ストロークも強く、3-5とリードされ「もうダメか?」と思ったのですが、そこから2ゲーム連取で5-5になり、息子のサーブゲームで決着をつけることになりました。息子は半年間試合から遠ざかっていたせいか、ここ一番の緊張感に押されて2連続ダブルフォルト、0-30となりましたが、そこから開き直って40-40まで挽回しました。ノーアドバンテージのためどちらにとってもマッチポイント、緊張の一瞬です。「サーブ入るだろうか・・・」と私も固唾を飲んで見守っていましたが、丁寧にコーナーを突いたファーストサーブでストロークを優位にすることができました。しかし5~6回ストロークが続いた後、息子の片手バックから繰り出したストップスピンがネットにかかって試合終了です。と同時に予選を戦った3人の大人たちが私に近づいてきて「力強いストロークがあるし、勝気が強いので将来が楽しみですね」と声をかけてくれました。負けはしたけど、最後まで攻めのテニスを貫いた息子らしい試合だったと私も思いました。草トーナメントで1勝2敗の予選落ちという想像もしていなかった結果にもかかわらず、息子はサッパリとした表情で「最後は惜しかったけど、攻めて負けたから納得できた」「徐々に試合の勘が戻ってきた」・・・とか強気の発言です。でも本当のところは相当悔しかったらしく、疲れているにもかかわらずその晩はなかなか寝付けなかったようです。私はぐっすり眠ってしまいましたので、後日になって妻から聞いた話ですけど・・・。