2006年08月25日
夏休み~部活引退~高校受験
2週間のご無沙汰です。先週は夏休みを頂いて家族で伊豆へ旅行に行きました。中3の息子は8月初旬で部活を引退し、さてこれから受験勉強に・・・というけじめの意味も込めた小旅行です。よく夏休みの旅行先を海にするか山にするか二者択一のように表現しますが、私の故郷・山梨には海がありません。そのせいか、海か山か・・・という発想は私にはありません。迷うことなく「夏は海!」なのです。伊豆は山梨から近いので、子供の頃から夏の家族旅行は伊豆と決まっていました。だから自分が大人になっても家族旅行はやっぱり伊豆なのです。伊豆に行かないと夏が終わらない・・・と言っても過言ではありません。今年は台風の影響で海水浴場は「遊泳禁止」や「遊泳注意」となっておりましたが、何とか3日間とも海に入ることができました。これはこれで楽しい思い出になったと思います。今年は熱川の近くの小さなホテルに泊まりました。夏休みだからテニスをしようという気はありませんでしたが、偶然にもそのホテルにはオムニコートが1面あり、何とオーナーの息子さんがプロのテニスプレーヤー・山本育史さんだと言うではありませんか。何気なく選んだ宿泊先なのに・・・うちの息子はよっぽどテニスに縁があるのかなぁ。その日は本人には会えませんでしたが、フロントの方が「ここでテニスクリニックを開いたりする時には連絡しますよ」と言ってくれました。息子は大喜びでしたが、私も一応受験生の親ですから、「次にここに来るのは高校に入ってからだぞ!」と釘をさしておきました。旅行から帰ってきて丁度一週間経ちました。息子は毎日・朝から夕方まで塾の夏期講習に通っています。夜もまぁまぁ一所懸命勉学に励んでいるようですが、まだ志望校は決まっていません。
2006年08月08日
続・痛恨の銀メダル
―前回記事のつづき―
翌朝、息子から試合の話を聞こうとしましたが、多くを語ろうとしませんでした。何度も戦ったことがある相手で、最近はほとんど息子の方が勝っていたようです。前にも書いたことがありますが、息子は自分と同じようにハードヒットしてくる相手には滅法強いのですが、緩いボールやスライスで粘ってくる相手は苦手です。決勝戦の相手は普段ハードヒットしてくるタイプなのですが、その日は息子の弱点を突いて緩いボールやスライスでつなぐテニスだったようです。そのペースに調子を崩され、結局2-6で完敗しました。中学校生活最後の試合は本人の納得行かない試合展開で、相当悔しかったらしいです。たぶんロッカールームで泣いたんじゃないかな・・・と推測します。まぁ、相手の戦術が1枚上だったということだから仕方ありません。高校に入ったら色んな相手と対戦することでしょう。パワー一本槍の息子のテニススタイルは魅力的だと思いますが、つないでくる相手に対処する術も身に付けなければなりません。息子は私に似て一本気で短気なところがあります。緩いボールで粘ってくる相手に対して一発でエースを決めようという気持ちが強すぎて失敗するケースが実に多いのです。まぁ、若いうちはそのくらいが丁度いいのかとも思いますが、これから数々の大会に出て勝ち上がっていくためには我慢をおぼえる必要があることを話して聞かせました。息子にそう言ってはみたが、我が身を振り返るとテニスに限らず仕事中の会議なんかでも自分の意見をストレートに熱く語りすぎる自分の姿を思い出しました。普通は年齢と共に角が取れて丸くなるのでしょうが、もう40も半ばを過ぎているのに相変わらず一本気でハードヒットしまくる自分自身を見つめなおし、明日からちょっと変わってみようかな・・・と思ったのでした。なぜ“今日から”でなく“明日から”なのかというと、今終わったばかりの会議で“もう吠えちゃった”からです。 (^0^/
翌朝、息子から試合の話を聞こうとしましたが、多くを語ろうとしませんでした。何度も戦ったことがある相手で、最近はほとんど息子の方が勝っていたようです。前にも書いたことがありますが、息子は自分と同じようにハードヒットしてくる相手には滅法強いのですが、緩いボールやスライスで粘ってくる相手は苦手です。決勝戦の相手は普段ハードヒットしてくるタイプなのですが、その日は息子の弱点を突いて緩いボールやスライスでつなぐテニスだったようです。そのペースに調子を崩され、結局2-6で完敗しました。中学校生活最後の試合は本人の納得行かない試合展開で、相当悔しかったらしいです。たぶんロッカールームで泣いたんじゃないかな・・・と推測します。まぁ、相手の戦術が1枚上だったということだから仕方ありません。高校に入ったら色んな相手と対戦することでしょう。パワー一本槍の息子のテニススタイルは魅力的だと思いますが、つないでくる相手に対処する術も身に付けなければなりません。息子は私に似て一本気で短気なところがあります。緩いボールで粘ってくる相手に対して一発でエースを決めようという気持ちが強すぎて失敗するケースが実に多いのです。まぁ、若いうちはそのくらいが丁度いいのかとも思いますが、これから数々の大会に出て勝ち上がっていくためには我慢をおぼえる必要があることを話して聞かせました。息子にそう言ってはみたが、我が身を振り返るとテニスに限らず仕事中の会議なんかでも自分の意見をストレートに熱く語りすぎる自分の姿を思い出しました。普通は年齢と共に角が取れて丸くなるのでしょうが、もう40も半ばを過ぎているのに相変わらず一本気でハードヒットしまくる自分自身を見つめなおし、明日からちょっと変わってみようかな・・・と思ったのでした。なぜ“今日から”でなく“明日から”なのかというと、今終わったばかりの会議で“もう吠えちゃった”からです。 (^0^/
2006年08月07日
痛恨の銀メダル
先週の金曜日、息子の中学校生活最後の試合となる市の中学生スポーツ大会決勝戦がありました。試合の結果を気にしながら仕事をして夜遅くに家に帰りました。家族は寝静まっていましたが、息子の勉強机の上に銀メダルが置いてあるのを見つけました。「負けちゃったんだ・・・」息子の寝顔が寂しそうに見えました。 ―次回につづく―
2006年08月03日
亀田興毅
昨夜の亀田の試合、楽しみにしていただけにあの勝ち方には正直のところがっかりしました。まぁ、ボクシングは所詮ただの興行であってスポーツとは違うってことかな・・・。でも僕はこの亀田3兄弟を見ていて、ちょっと親近感を覚えます。誤解の無いように言っておくと、僕は決して亀田父のようなスパルタ親父じゃないし、だいいちテニスが全然うまくない。ただ、息子を応援しているところや愛情を注いでいるところが似ているなぁ~と感じたのです。うちも男の子しかいない(2人だけど・・・)から、何となく部活のような男臭い家庭の雰囲気も似ています。また、僕自身も男ばかりの3人兄弟で僕は真ん中です。それにしても昨日の試合を見ていて思ったのは、やっぱりどこの家でも長男は似たような性格だなぁ・・・ということです。しっかりしているようでどこかボーッとしているというか、甘えん坊な感じがします。それに比べて下の子は芯が強いというか、打たれ強いというか、逞しさが長男とは違います。たぶん上からガンガンやられるからだと思いますが・・・。うちの子も亀田兄のように試合の時にはかなり気合が入った怖い表情をしていますが、内心は繊細でドキドキしているのに、その弱みを見せたくないからイキがったりしているのが親の目には手にとるように分かります。なんだかんだ言っても結局親父を頼ってるというところも共通点かなと思います。亀田兄は試合に勝ったけれど勝負に負けたと思う。本人はきっと悔しい思いをしているだろう。その姿を見ていると、調子が悪くて納得のいかない試合運びだったにも関らず勝ってしまった時の息子とダブります。今、中学生活最後の大会となる市のテニス選手権に出場していて、一昨日の試合で順調に勝ち上がって明日は決勝です。にも関らず自分の出来の悪さに納得行かない息子は、まるで昨日の亀田のような浮かない顔をしています。明日は本当に中学校生活最後の試合だから、悔いの無いように頑張って欲しいと思います。勿論、金メダルを持って帰ってくることを願っています。