2007年12月14日
壁にぶちあたった?
ご無沙汰しています。息子はここ最近元気がありません。テニスの強豪と言われる高校に進学してバリバリがんばって、もう少しでAクラス入り・・・といい線行っていたのですが、最近は様子が違ってきました。まず10月に出場したJOPの大会、シングルスは一つも勝てず、ダブルスはかろうじてベスト8でした。まだ身長が伸びているのか、膝が成長痛で調子が出ないようです。先日の部内ランキング戦ではCランクに落ちそうになりましたが、最後ふんばって何とかBランクの下位に留まりました。中学生の時は「お山の大将」といった感じで自信満々だったのですが、今はすっかり自信喪失してしまい、「テニスでプロになるのは無理だ」とか「もうテニスを辞めたい」とか、とにかく悩んでいるみたいです。青春時代のそうした悩みは必要なことだし、結局は自分自身で解決していくしかないのかな・・・と思い父親としては静観しています。そうした中、妻から織田裕二の「脱線者」という本の話を聞きました。彼も高校時代にはテニスに打ち込んでいて、そして壁にぶちあたって死にたいと思っていた時に「音楽~バンド」に打ち込むことで状況を打開していったと・・・本を読んでいないから内容はよくわからないけど、何か息子の状況とダブって見えるのです。息子も時々「テニスを諦めてバンドやろうかな?」とか言います。私自身が若いときにバンドをやっていて挫折した経験があるので「そんなの上手く行かないよ」とか「テニスよりも難しいんじゃない」とか「テニスをしっかり頑張れ」・・・みたいなことを言ってしまうのです。でも、そこは息子の人生だから・・・親としてはハラハラしつつも暖かく見守ってやるしかないのかな?・・・と思っています。