2009年08月11日
初めての大会~シングルス~
5月に清志郎のことを書いて以来、何と3か月も記事を書いてないもんだから、よっぽどショックだったのかと心配した友人が「生きてるか?」とか「もうブログやめちゃったの?」とか「まさかテニス辞めちゃったんじゃないだろうな?」とか言ってきてうるさいもんだから記事を投稿することにした。ブログやめるつもりはないんだけど、息子がテニス辞めちゃったから、何だか「世界を目指す父子鷹?」ってタイトルにそぐわなくなった気がしてたのだ。俺のテニス生活を書いても、緊張感のない中年テニスの実態をさらけ出すみたいで、何だかかっこ悪いなと思っていた。そんな状態を打破するべく、実はちょっと前に大会に出てみた。生まれて初めての経験だ。別にブログに書くために出てみたんじゃないけどね。健保連の大会なんだけど、ドロー表もらってビビったぜ。何と64ドロー!ってことは6回勝たないと優勝できない・・・なんて計算してたんだけど、後から考えると全く無駄なことだった。1回戦の相手は多分俺よりも10歳は若いと思うんだけど、やさしそうなというか頼りなさそうな顔つきの色男だ。ジャンケンに勝った俺はプロみたいにリターンを選択したんだけど、相手のサーブがゆるくて拍子抜けしたよ。普通にリターンしたらボールが返ってこなくて・・・「この試合はもらった」って思ったね。まだ0-15なのに・・・。そう思ったら急に緊張してきたというか力んじゃって、次からは相手のヒョロっとしたセカンドサーブをリターンエース決めてやろう・・・ってな勢いで強打したんだけど一つも入らない。全部ロングになってアウトだ。結局1ゲーム目をキープされ、続く2ゲーム目、こっちのサーブゲームでもストロークになると力んじゃってバックアウト・・・相手のショットは大したことないのに、自分からミスを連発して自滅した。結果的には1-6で負けちゃった。やっぱ試合は練習とは違うね。息子が「試合になると練習の半分の力も出せないもんだ」ってよく言ってたけど、その意味がよく分かったよ。でも俺はめげない!8月も22日に試合に出るよ。大会とかじゃないけど・・・こつこつと小さな試合に出場して、いつか必ず結果を出すぜ。「世界」とか大それたことじゃないけど・・・50近い中年男が一生懸命がんばるのも、そんなにカッコ悪くないってこと証明したいしね。誰に証明するんだか分からないけど・・・で、ちょっとストイックになって、この間の日曜日に壁打ちでサーブの特訓をした。やっぱり男はスピードサーブで勝負しなくっちゃ・・・とかいう思いと裏腹に実際にはダブルフォルトの連発だから、せめて恥をかきたくなくって壁に向かって1時間以上打ち続けたよ。その後、ジムでランニングや筋トレやって、とどめにサウナでガーッと汗を流して、もう自分では大満足で家に帰って、ビール飲んで寝たんだけど・・・朝起きたら喉が痛い、腰が痛い、足が痛い、体がだるい・・・風邪と筋肉痛で悲惨な健康状態だ。こんなんで試合に勝てるのか?来週は家族旅行で海に行かなきゃならないし、でも健康状態は最悪だ。う~ん、ここは男らしく棄権するか?いやいや棄権なんて男の腐った奴がやることだ!でも体が、調子が・・・心は毎日葛藤状態、仕事には全然身が入らない。何だか見た目も中身も支離滅裂な今日この頃なのだ。