2006年06月07日
試合に敗れた息子に・・・
団体戦2-2で迎えたシングルスNo.1で息子が敗れ、チームは4回戦に進めませんでした(前々回の記事「チキンに勝つには?」参照)。息子は責任を感じたのか、勝てそうな相手に敗れて悔しかったのか・・・ここのところ元気がありません。性格的には親に似てサッパリしている方なのですが、都大会の個人戦で3回戦敗退したとき(最初の記事「はじめまして!」参照)とは比べ物にならないくらいの落ち込みようです。これも本人が乗り越えるべき試練だと解ってはいるのですが・・・親として落ち込んでいる息子とどう接して良いものか困惑しています。なるべくテニスの話はしないように・・・とも思ったのですが、全仏オープンの真っ最中にテニスの話を全くしないのも不自然ですし、本人もせっせとビデオだけはセットしたりしています。学校には元気に通っているようですが、部活はこの3日間休んだままです。
なぜなら、その時点での最強メンバーで臨んだ試合ですから、どんな結果になったとしてもそれが「そのチームの結果」なのだと思います。息子さんが出ていなかったら、もっと無惨だったかもしれません。そこまで勝ち進むこともできなかったかもしれません。
大切なのは、負けたことで悲しむことではなく、何が足りなかったのか、何をすべきだったか、これから自分は何をすべきか、そして今日から何をしようか・・・それをしっかり書き記し、行動に移すことだと思います。
顧問をやっている関係で、団体戦の監督もやります。気持ちは痛いほどわかりますが、「選手がくよくよしていたら、出場できなかった補欠や応援することしかできない他のメンバーがどうすればいいんだ!前向いてすすめぇ!」と言います。
親とはちょっと立場が違いますね。
息子さんは少しスランプに陥っているといったところでしょうか。
以前、某雑誌で松岡修三さんの記事を読んだことがありますが、壁にぶち当たるのは本人が伸びようとしている証拠だからいいことなんだそうです。体力的にも精神的にも伸び盛りの時期にある人が壁にぶち当たるのは当然で、親やコーチはそれが本人にとって苦しいだけのものにしないようサポートしてあげることが大切なんだとか。現実から目を背けさせるでもなく、追いつめるわけでもなく、食事面のケアなどをしながらストレスを発散させてあげて欲しい、と書いてありましたよ。
ともかくこれからも父子鷹の活躍を期待していますので、がんばってください。
ちなみに私、”ブログ”というものが使い慣れていない(というか初めてなんです)ので勝手がよくわからないで使い始めたんですが、なんかcarlosパパさんのブログってキレイだなぁ。。。